パラリンピックのイギリス代表馬術選手がカッコ良すぎる

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パラリンピックも終盤を迎え閉会式を待つばかりです

先日NHKのBS1で放送されていた超人たちのパラリンピック「世界最強の”人馬一体”〜馬場馬術〜」は人間の身体の奥深さを改めて実感させられる内容でした。

この番組で特集されたのがパラリンピックの馬術競技イギリス代表リー・ピアソン選手

この選手は先天性多発性関節拘縮症という病気により生まれながら両手首、足首の関節が拘縮(固まる)し、筋肉も発達せず線維化してほとんど動かせない状態です。(松葉杖での自立歩行などは可能で車の運転や乗馬クラブでの仕事はされている)

リー・ピアソン選手は2000年、2004年、2008年の夏のパラリンピック大会各競技において、合計12個の金メダルを獲得しています。2003年のイギリス馬場馬術選手権大会では2,000人もの健常者を相手に優勝し、健常者が参加する選手権で障害者が優勝する史上初の快挙を達成しています。

このような経歴のためオリンピックではなく、パラリンピック代表のオファーが来た時も大変ショックを受けたと語るほどの実力の持ち主。

番組では彼がなぜここまで強いのかを、動作解析装置を用い馬術競技中の身体の使い方を専門家に分析をさせています。

その中では馬の動きを操る手綱と鞍やあぶみ部分の操作の仕方に大きな特徴あるということを指摘しています。

通常は細かい制御を行うため、手首を中心に腕を無駄なくスムーズに動かす必要がありますが、彼の場合は手首や腕は動きが悪くほとんど肩甲骨の動きのみで行っています。

肩甲骨は筋肉のみで支えられいる珍しい骨で動きの自由度が大きく、健常者の馬術選手より数倍動かし細かく制御して馬をコントロールしているようです。

また鞍から下がるあぶみを使う馬の制御も通常は足首や膝が使えない分を股関節の強い圧力で賄っているようで、そればかりでなく馬術で大事な姿勢バランス制御も、通常の選手の倍の骨盤の動きをすることにより補っています。

この姿勢バランス制御は並みはずれた骨盤の柔軟性、上半身の強靭な体幹筋力がないと不可能であり、まさに超人と呼ばれる所以です。

このような身体能力を獲得するには、想像を絶するトレーニングにより得られたものでこれだけでも尊敬に値しますが、この選手のほんとにスゴイ所は番組最後に語った社会への提言。

それは今だに自分自身が世間から感じる障害者への差別意識。彼はこの社会からそのような意識が消えてくれるならメダルや名誉なんていらないと話し、そのためにこれからもできることを努力していきたいと語っていました。

いかなるハンディがあっても絶え間ない努力と強靭な精神力を持ってすれば、何事にも立ち向える事を教えられ、考え方までここまでカッコ良くなれるものかと、、、これが本物のイギリス紳士の姿かと感じ、私もピアソンのようなイギリス紳士を目指し日々精進していこうと思った次第です。

ちなみにリー・ピアソン選手今回のパラリンピックでもしっかり金メダル獲得しています。

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