作業関連性筋骨格障害って知ってますか?

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作業関連性筋骨格障害って知ってますか?

なんだか耳なれない言葉であるこの「作業関連性筋骨格障害」。実はこれ、多くの人が関係する障害なんです。

簡単に説明すると仕事の負担で起こる肩こりや腰痛その他筋肉、関節、神経が関係する症状の総称のようなもの。

そもそもこの「作業関連性筋骨格障害」という障害名は、産業保健分野における筋・骨格系の症状や病名をまとめて表した呼び名。

産業保健とは労働者の健康対策を行う領域である。労働者以外の健康対策を行う領域としては学生に対する学校保健や、母親と子どもに対する母子保健(母性保健・乳幼児保健)、さらには老人保健がある。

国は国民生活基礎調査において、その他あらゆる病気と比較しても、筋・骨格系障害で悩む人が非常に多いとういう調査結果を出しています。

特に働く人々(家事、育児、介護含む)の訴える率が非常に高いことを憂慮して国民的課題と位置づけています。

なぜ国がここまで憂慮しているかというと、筋・骨格系障害の悪化は翻って欠勤数の増大、作業効率の低下、その治療に関わる医療費の増加など現実的な経済損失を招くと考えているからです。

経済問題は別としても、労働者の健康上の問題は、個人の生活の質の低下や自尊心の喪失おも引き起こします。

◆肩こりを放置すると日常生活にも支障が、、、

筋・骨格系障害で代表的な症状をあげるならやはり、首・肩コリの症状。

肩こりと一言で言っても、重傷なものから軽傷のもの、コリに関連した頭痛、めまい、吐き気など自律神経系症状も含めると多岐にわたります。

更に首(頸椎) は腕から指先にまで伸びる神経の起点であるため、コリによって生じた筋肉の硬さが神経を圧迫したり牽引して、シビレや違和感を発生させます。

この神経障害の根が深いものには、腕の力が入らなくなるなど日常生活に影響を及ぼす深刻な症状を引き起こすものもあります。

◆軽度から始まる肩こり、寝違えがサイン?

また軽いコリや、頻繁に起こる軽度の寝違えも侮ってはいけません。

軽いコリの負担の積み重ねや、寝違えによる微細な損傷が長期にわたり続くと、組織の損傷と修復が繰り返され、筋肉や靭帯の性質が変化していき線維化してしまいます。

本来、筋肉や靭帯はゴムのように弾力がある状態が正常なのですが、線維化してしまうと弾力がなくなってしまいます。

そうなると筋肉、靭帯の本来の役目が果たせなくなり、ちょっとした負担でもすぐ疲労し損傷しやすくなります。

これはいわいる筋肉表面の炎症である筋膜炎やヒドイ寝違えを引き起こす原因になってしまいます。

この筋膜炎やヒドイ寝違えは想像以上に辛いものです。重度のものは夜寝れなかったり、日中も仕事にならない程の痛みを伴います。

◆一旦線維化するとなかなか元には戻りません

また一旦線維化してしまった筋肉や靭帯は、なかなか元の状態に戻りにくくなります。

線維化と言っても完全に線維組織に入れ替わるわけではなく、もともと筋肉には線維組織が混在していて、その混在している割合が筋組織を上回ってしまう状態になります。

線維化状態を自分でチェックする方法として、筋肉に指をあて指を平行にして押しながら横移動を繰り返すように触ってみると、ザラザラ、ジョリジョリしている感じの感触の状態です。

こうなるとゴリゴリマッサージや強い筋肉運動をしても、なかなか元の正常な筋肉の状態には簡単には戻らなくなります。

ふだんあまり運動をされない、悪い姿勢がクセになっている方は要注意。

整骨院やマッサージにあまり行ったこともなく、ご自分の筋肉の状態があまりわかっていない方も危険です。

もし首肩まわりの違和感を感じる割合が増えたなとか、最近コリがヒドイなとか、軽い寝違えをよくするなと感じている方は、もしかしたら作業関連性筋骨格障害に相当する、危険肩こり予備軍かもしれません。

思い当たる方は直接手で触ってしっかり診察してくれる、整骨院や治療院に一度足を運んで検査を受けてみてはいかがでしょうか?

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