「疲れの正体」一番疲れているのは体ではなく「脳」なんです!

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「今日も一日疲れた~」なんて感じて1日を終える時、実際一番疲れているところはどこだと思いますか?

デスクワークや外回り、家事・育児はたしかに身体(筋肉)は疲労しています。

しかし、その肉体疲労よりも更に疲れている部位があります。

それは脳です。

脳疲労や筋肉疲労が、どこにどれくらい発生しているかを定量化する実験では、ジョギングや自転車こぎを長時間行っても筋肉自体のダメージはあまり見られなかったそうです。

自律神経の疲労物質が肉体疲労の正体

運動などで筋肉を使うと呼吸や心拍数、血液循環などの変化が起こりますが、この制御を行っているのは自律神経の中枢である脳(脳幹)になります。

この脳の制御過程で生じる自律神経への負荷が、神経自体から疲労物質を発生させていきます。

運動を継続することにより自律神経に疲労物質がたまっていき、運動を辞めさせようと心拍数や呼吸数をあげたり、身体が重くなるなどの反応で身体に働きかけます。

その自律神経の反応で、筋肉自体が疲労したかのような錯覚をお越し、脳が疲労感として感じていきます。

つまり筋肉自体のダメージではなく、自律神経の酷使による負荷が主な疲労の原因ということになります。

更にデスクワークでは、PC操作などで目から入ってくる光刺激や情報(計算や変換)を処理する行為などにより脳のあらゆる場所を酷使しています。

このように身体(筋肉)自体の疲れと錯覚している疲れと、PC作業などの精神作業での脳に直接かかる負荷による疲れが2重に加わり、自律神経からの疲労物質が更に発生していきます。

以上は仕事などの活動中に起こる疲労のメカニズムですが、実はこれよりも更に脳のエネルギーを消費している行為があります。

脳エネルギーの大食漢DMNとは?

それは普段、作業など何もしていない時にいろんな考えを巡らせていたり、物思いにふけっている時ってあると思います。

例えるなら、心がさまよっている脳のアイドリング状態。

脳はこの心がさまようアイドリング状態を、1日の半分以上の時間行っているそうです。

この心がさまよっている状態時に使われている脳機能をDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)と言います。

このDMNはなんと脳(大脳)の消費する全エネルギーの60~80%を占めているそうです。

作業時の負荷のみならず、作業時以外でも脳は常に働き続けているのがわかります。

ストレスで更なる追い打ち

この他、脳への負担を更に増幅させるのが精神的ストレスです。

ストレスは特に自律神経に強く影響されるため、自律神経が交感神経優位に陥り筋肉の緊張を作り出します。

これにより肩こり・腰痛の悪化が進み、痛みや違和感などの感覚が脳に伝えられ疲労感の更なる悪循環を形成。

脳からしてみると、たまったもんじゃありません。

つまり脳はあらゆる負荷が常にかかっており、肉体的疲労ですらその肉体を支配・コントロールしている脳の疲労によるものが大きいということわかります。

まとめ

・肉体疲労ですら自律神経による脳への影響が大きく、デスクワークなどの精神作業である情報処理刺激や視覚から入る光刺激により2重に負担がかかっている

・仕事以外の活動中でも脳はDMNという領域が常に働いており休まるヒマがない

精神的ストレスが加わると更なる脳疲労の度合いが増す

このように、脳は高度な機能ゆえにかかる負荷は計り知れません。

この負荷を軽減、解消する機能も人間には備わっているため正常に生命活動を行えています。

しかし脳にかかる負荷があまりにも多いと、負荷を軽減、解消する機能が追い付けず心身の不調や病気の原因になっていきます。

以下脳疲労を減らす方法を簡単に提示します。参考までに、、、

  • 食事 疲労物質は細胞の酸化が大元の原因のため、緑黄色野菜などの抗酸化食品を多くとる
  • 運動 適度な有酸素運動などの継続による、血液循環の改善や精神面への好循環をつくる
  • 睡眠 質の良い睡眠をとることにより、睡眠中に脳に溜まった疲労物質を洗い流してくれる

最後にDMNの活動を抑制してくれるのが、最近話題になっているマインドフルネス呼吸法や瞑想法も効果的です。

NHKスペシャルにてマインドフルネスについて概要や簡単な実践方法を紹介しています。http://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html 

やはり人間の基本活動である食事、運動、睡眠から見直し、物や人に対しての捉え方、考え方、感情などの精神的内面も意識し、少しでも疲労を減らせば良いのではないでしょうか。

肉体的な負担を軽減する対策として、姿勢を気にしたりストレッチをすることも大事ですが、脳疲労のケアも一緒に行い快適な生活送りたいものです。

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