睡眠は脳のデトックス

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デトックスというとマッサージや発汗などで体内の老廃物や、有害物質を体外への排出するイメージだと思われます。

デトックスとは、代謝により発生した老廃物などをリンパの流れに乗せ排出することですが、実は最近まで脳に関してはこのシステムが不明でした。

脳脊髄液が老廃物を洗い流す

しかし近年には脳にも同様のシステムがあり、これには脳内にしか存在しない脳脊髄液が老廃物を排出することが分かっています。

脳は無数の神経細胞の集まりで構成されていますが、脳が疲労するとこの神経細胞にアミロイドβタンパク質という疲労物質が蓄積していきます。

このアミロイドβタンパク質は、脳神経自体が代謝の過程で生成する老廃物で、細胞を傷つける性質を持ち蓄積することによりアルツハイマー病の原因になる物質です。

このアミロイドβタンパク質の処理は、睡眠中に非常に活発に行われています。

しかも質の良い睡眠、深い眠りの時に特に活性化するとの研究報告が出されています。

この作用の過程は、睡眠中に脳内の神経細胞間を埋めている細胞(グリア細胞)が縮小し脳脊髄液の流れを促し、老廃物を流すという特徴的なメカニズムが働いています。

時間よりも睡眠の質が大事

ある調査によると、睡眠効率(就床時間のうち実際に眠っている時間の割合)が良い群とそうでない群の比較では、明らかにアミロイドβタンパク質の蓄積に差が見られたとの結果が出ています。

しかし、ここで注意したいのがただ長く寝ていれば良いわけではなく、睡眠の質が大事ということです。

睡眠の質とは、就寝途中で目が覚める回数、目覚めの良さ、日中のヒドイ眠気がでないなどが目安になります。

また眠りが浅い長時間睡眠は、認知症のリスク(アミロイドβタンパク質の蓄積)を高めるという調査データもあるくらいです。

まとめ

このように脳は睡眠により脳疲労物質であるアミロイドβタンパク質などの老廃物を洗い流してくれます。

しかも長時間の睡眠ではなく、睡眠の質がとても大事ということです。

睡眠により脳が回復しきれないと、様々な精神疲労や身体疲労蓄積の原因になっていきます。

睡眠の質を上げ脳内デトックスを促すためにも、睡眠について今一度見直してみてはいかがでしょうか。

以下↓睡眠の質を上げるポイントです。参考までに、、、

  • 決まった時間に起き朝日を浴びる
  • 決まった時間に就寝する
  • 寝る直前の食事は控える
  • 悩みごとを書き出してから寝る
  • 適度な運動を取り入れる
  • 照明を暗くし読書や音楽などリラックスタイムを設ける
  • ベッドでスマホやパソコンの画面を見ない
  • アルコールやカフェインなどの刺激物は控える
  • 昼寝は20~30分程度にする
  • 一度目が覚めたら一旦ベッドから出る

 

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