骨盤矯正って何なんだ!?②骨盤内関節(仙腸関節)の矯正ならまだわかります!

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仙腸関節の動きはごくわずか

骨盤内には仙腸関節というごくわずかですが関節の動きを有する部分があります。

この仙腸関節は骨盤を構成する腸骨と仙骨という骨の間にある関節のことです。

前回、骨盤矯正は骨盤位置修正のための筋肉ストレッチということをお話ししました。

骨盤はストレッチなどにより前後、左右の傾きなどが見た目でわかるくらいに数センチ以上動きます。

一方、仙腸関節は数ミリのごく少ない動きがあるだけで、これが動いても見た目の変化はほとんどわかりません。

個人的にはこの仙腸関節を矯正する(動かす)という方が、骨盤矯正という言葉にはしっくりくるのではと感じています。

そのため仙腸関節へのアプローチを骨盤の関節調整とか骨盤矯正ならぬ骨盤調整という呼び名で施術を行っていました。

この骨盤調整は、世間の骨盤矯正という言葉のイメージにより見た目の変化を期待されて受ける方達にとって、見た目の変化があまりない仙腸関節を矯正してもあまり受けは良くないでしょう。

しかし、この仙腸関節は腰痛の治療的意味では大変重要な関節なんです。

仙腸関節障害はあまり診断されません

経験上多くの腰痛患者さんを診てきましたが、腰椎や筋肉へのアプローチで症状が緩解しないケースではこの骨盤性(仙腸関節)が原因の腰痛の方が多くおられました。

この骨盤性(仙腸関節)の腰痛は認知度が低く病院ではあまり診断されないため、適格な処置がされず治りが悪くなっているケースもしばしば見られました。

これには理由があって、仙腸関節は非常に小さな可動域(動き)しかないため、仙腸関節を触診するには関節運動学の知識に基づいた微妙な関節の感触の感覚がわからないと診断できません。

また、仙腸関節は非常にデリケートな関節のため関節の感触が人によっても違ったり、体の状態(筋緊張)によっても変わるので詳細な診察技術と経験がないとあたりをつけられません

 

私自身整骨院勤務の13年でかなりの数をこなして得た触診の感覚ですが、100%の感覚とは言い難くあたりをつけるという程度で、その他理学検査問診情報試験的施術などの反応をみて診断していました。

また詳細な関節状態がわかるMRIでも仙腸関節の関節状態はわからないんです。

このような理由から科学的根拠が示しにくいこの仙腸関節障害は、病院などではなかなか診断ができません。(※一部しっかり診断するドクターもいますが仙腸関節障害の概念自体否定的)

しかし、若い人から年配者まで多くの仙腸関節を診察し施術してきた経験上、仙腸関節へのアプローチは効果があるこということははっきり断言できます。

科学的研究報告が少ない仙腸関節へのアプローチですが、妊婦の方が身体の出産準備のためホルモン分泌の影響で仙腸関節が緩むことによる起こる腰痛は常識であり、骨盤外固定(骨盤ベルト)による効果は周知のとおりです。

まとめ

このように仙腸関節の調整は、ある意味治療的には骨盤矯正であり腰痛治療に欠かせない施術手技です。

もちろん骨盤内関節を正常な状態に調整するので、骨盤内の内臓などの働きが良くなったりして美容・ダイエットなどの健康効果もあると思われますが、これこそ科学的根拠の証明が難しくそれに関する研究報告もありません。

一般的な骨盤矯正の認識は治療と美容・ダイエット目的のものと混同されていますが、受ける側の認識も治療なのか、美容・健康目的なのかをしっかりわきまえて受けられると良いと思われます。

骨盤矯正は認知度が高いため「整体」、「カイロプラティック」、「オステオパシー」などいろんな施術分野の先生が標榜して施術を行っています。

仙腸関節はたいへんデリケートな関節のため、治療目的の場合は治療院選びや施術者選びはよくよく吟味して行わないと症状悪化の危険があるのでくれぐれもご注意ください。

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