何をやっても良くならない肩こりは歯の噛み合わせが原因かも!?

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歯の治療で劇的に良くなることも

運動や色々な治療を試しても、なかなか良くならない肩こりや腰痛は、歯の噛み合わせが原因かもしれません。

基本的に肩こりは、デスクワークなどの不良姿勢や運動不足などによる筋力低下や、筋肉の質の低下により発症します。

「運動もやっている」「原因になるような日常生活の負担を減らしている」「姿勢も気をつけている」更にマッサージなどの治療も行っているのになかなか治らないというケースがあります。

私自身、長年肩こりや腰痛の治療に携わってきましたが、問診の段階で(あまり多くありませんが)噛み合わせが症状の原因になる可能性を考え、歯の状態や治療歴をお聞きする場合もありました。

治療をすすめる上で歯の噛み合わせが主な要因になったり、複合的な要因のひとつになっている場合は、様子を見ながら歯科の受診も検討しおススメしていました。

その場合、やはり噛み合わせの治療で肩こりが劇的によくなるケースも見られました。

ではなぜ、肩こりとは直接関係なさそうな歯の治療でこれだけ良くなるのでしょうか?

アゴは姿勢制御センサーの役割

口の動きでわかるように、歯の噛み合わせはに主に下アゴ(下顎)の動きが重要になります。

下顎は頭の骨から筋肉で吊り下げられた特殊な骨で、人が動いたり立っている時に身体の傾きを察知して、あたかもお盆の上におかれたコップの水をこぼさないようにするがごとく自然にバランスを取っています。

いわば姿勢をコントロールする姿勢制御センサーの役割を担っています。※この制御センサーは脳や内耳にある平衡感覚はもちろんですが、骨格的には頭蓋骨と頚椎の境目にもある

重さ5キロの頭と、頭から筋肉でぶら下がっている約1キロの下顎は、常に身体の上部でともに揺れながらバランスを取っています。

ところが口の中で上顎の歯と下顎の歯が引っかかってぶつかったりしていると、頭と下顎のスムーズな揺れを妨げて、頭のバランスが崩れてしまいます。

それを修正しようと首などを逆方向に曲げたりひねったりする過程で、首や肩の筋肉に余計な緊張や収縮が強いられこりが生じていきます。

この反応は当ブログ長年悩んだヒドイ肩こりが足首の治療で治った!?で書いたように、全身のバランス調整機能である運動連鎖反応により全身に広がるケースもあり、その場合腰痛の原因になったり稀なケースでは歯から一番離れた足首に及ぶこともあります。

全身でバランスを補っている

このように、歯の噛み合わせに限らず症状を作り出している根本原因が、その患部から離れたケースは多く見られます。

今回は歯の噛み合わせが原因の場合についてお話ししましたが、人間の体は常に悪い所があるとそれを修正しようと、自然に他の部分で動きや負担を補おうと反応します。

これを専門的(理学療法)には代償運動補償という言葉で表現します。

この代償運動は骨盤位置のズレだったり、足首のケガによる動きの変化(痛みをかばう動き)だったりと様々な状態で出現する可能性があります。

また先に述べた人の動きの運動連鎖とも関連があり、肩こりひとつとっても全体的な体のバランスも考慮に入れる必要があります。

まとめ

このようになかなか治らない肩こりや腰痛は、歯の噛み合わせが原因の場合もあります。

しかしこれを見極めるには、肩こりでも原因究明のための問診や診察にしっかり時間をとり、全身的に診てくれる治療院などの受診が必要ですが、まわりに良い治療院などが無ければ、ご自身で判断しなければなりません。

その場合は、一般歯科の受診の上治療の反応により判断してもよいですが、噛み合わせを特に専門的に行っている歯科もあるので、そちらの受診を早めに相談されるのも良いのでしょう。

いずれにせよ治療院や病院任せにならず、ある程度ご自身で症状や原因究明作業と向き合う必要もあると思われます。

ご自身で判断する場合の参考として一般社団法人 日本顎関節学会様噛み合わせ専門医・指導医一覧のリンクを貼っておきますのでご利用ください。

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