「仕掛学」を使えば腰痛患者はいなくなる!?

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再発予防のリハビリは継続しません

腰痛の治療をすすめる際に、症状が改善される段階になると、再発防止や早期回復のため運動療法(自宅での体操)を指導していきます。

腰痛に限りませんが、運動器(骨、筋肉、関節)の疾患は保存療法や手術に限らず、リハビリの継続による筋力の維持ができないと再発リスクは高まります。

ほとんどの方は、喉もと過ぎれば熱さ忘れるの例えのように、痛みや症状が改善するとその指導のことは忘れていずれやらなくなります。

そして、また再発、、、

特に手術治療で改善された高齢者の方は、それで完治したと思われるのでしょうか、体操を継続して再発防止するという意識が低いようです。

せっかく大変な手術(腰や膝)をしても、リハビリケアを怠ったばっかりに、数年後にはあっというまに寝たきりや、車椅子生活になってしまった例をたくさん見てまいりました。

しかし、逆に手術適用ぐらいのひどい腰痛の方でも、手術をせず必死の筋トレで治ったり、術後の継続的なリハビリにより、良好状態が維持ができている例もたくさんあります。

この差はどこからくるのでしょうか?

元々の健康意識の差がカギ

運動(リハビリ)を継続できる方達は、一因として病態の理解や運動療法の重要性をしっかり認識されています。

この病態の理解や運動療法の重要性の認識度をいかに深めるかが、運動(リハビリ)を継続してもらうためのポイントになります。

言い方は悪いですが、理解度と認識度が最初からある方は、放っておいても勝手に一生懸命やってくれます。

そうでない方はまずこの病態の理解、運動療法の重要性の認識、継続するためのモチベーションの設定などを行えるようケアする側がしっかり援助すべきでしょう。

これは、ケアする側のカウンセリング力信頼関係度合いにもよりますので限界があり、やはりご本人次第という側面は否めません。

健康意識の垣根を超える「仕掛学」

そこで活用したいのが「仕掛学」

「仕掛学」とは、ターゲットの人にアクション起こさせたいある行動に対して、全く興味がなかったりやる気が無い場合に、興味をそそる別の目的を持たせて、仕掛ける側の導きたい行動アクションを起こさせるというものです。

つまり、知らない間に思わず仕掛ける側の目的の行動を行ってしまうというもの。

心理学的な専門用語でいう、行動変容を起こさせるというものです。※もう少し具体的に「仕掛学」について知りたい方はこちらをご覧ください。

ここで、私なりに考えた「仕掛学」的な方法を使い、腰痛の方への運動指導の一環として、腹筋運動を継続してもらえるよう仕向ける例をご覧ください。

ターゲットは主婦層に絞って仕掛けてみます。

身体に万歩計のような、ベルトに装着できるセンサーを取り付け、腹筋のカウントを自動的に記録します。(実際にはありませんが、腹筋動作以外は作動しない仕組みとして)

カウントされる一日に行う腹筋の数に応じて、主婦なら喜びそうな買い物に使える割引券や、スーパーのポイントを付与します(近所のスーパーなどの業者と提携したり連携して)。

それにより、運動療法で必要な長期の継続が可能になり、腹筋の筋力がアップし腰痛が無くなる、、、という感じの発想です。

「仕掛学」の定義に、仕掛ける側(腹筋をさせる)仕掛られる側(買い物ポイントゲット)の双方の目的が異なる目的の二重性というものがあり、全く違う目的を志向させたり、ポイントが貯まる楽しさに結び付ける誘因性(これも定義)に関連づけさせられます。

これにより、行動の継続による習慣化ができ、行動変容を起こさせることができるんです。

「ポケモンGO」と「仕掛学」

この他に、実際にヘルスケア分野で現実に成功している例があります。

それは数年前話題になった「ポケモンGO」。

この「ポケモンGO」の普及により、普段外出することが少ない、ゲーム好きのユーザーがポケモン探しのために外出機会が増え、長時間の捜索活動で知らないうちに有酸素運動を行って運動不足が解消されたそうです。

これぞまさに「仕掛学」。

目的の二重性により「ポケモン」を探す人々が知らないうちに、運動不足解消行動を実行してしまっています。

この「仕掛学」は、数年前から学問として研究が進みつつあり「ポケモンGO」の事例のように、ヘルスケア分野に活用が期待できるとしてニーズが高まっています。

「仕掛学」は健康に貢献できる!

今回は、ヘルスケア部門の腰痛に関する再発防止策の一環として、腹筋運動の報酬設定による運動継続法を提案してみました。

「仕掛学」まだまだ発展途上の学問とはいえ、仕掛けの内容自体は以前から多々存在しており、みなさんも知らないうちに一般生活で体験してるはずです。

この仕掛けの意味合いをまとめ、定義づけすることにより、社会的に役立てられる「仕掛学」として研究がすすんでいます。

ヘルスケア分野で考えると、色々なアイディアを取り入れて、多方面で活用できそうな可能性を秘めた面白い学問のため、今後の展開におおいに期待したいですね!

興味が湧いた方「仕掛学」面白いので、是非書籍を一読してみてはいかがでしょうか?

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