筋トレの「乳酸たまる説」や「成長ホルモン増やそう説」はもう古い!?

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筋トレの常識は変化している

前回の筋肉をつけたければたった2つの事を意識して筋トレすれば良い?では、筋トレにおける効果的な実施方法についてお話ししましたが、筋肉がつくメカニズムもひと昔前と今ではずいぶん変わってきました。

その代表的な例が、乳酸成長ホルモンです。

乳酸は筋肉が疲れてくるとたまってしまい、筋肉疲労の代表みたいなイメージが、今だに強いという方は多いと思われます。

当サイトのブログ乳酸は筋疲労の原因ではありません。で書いたように、乳酸はむしろ筋疲労を回復させる働きがあり、心臓の筋肉、脳神経のエネルギーにもなるとても重要な物質だとお話ししました。

乳酸は運動の消費エネルギーを血中に見出せる物質のため、乳酸が多く分泌されればそれだけ、効果的な運動ができているという目安になります。

その意味では、乳酸は間接的には筋疲労をはかる指標になるので、間違いではないのですが、乳酸自体が筋疲労の原因ということではありません。

成長ホルモンの作用は弱い

また、成長ホルモンに関しては加圧トレーニングの効果などで頻繁に登場しますが、筋肉を太くするという意味では、成長ホルモンはそこまで強く関与しないことが常識になっています。

ホルモンで言うなら、ドーピングなどで使われるアナボリックステロイドのような男性ホルモンであるテストステロンの方が、効果的に筋肉を太くする働きがあります。

そもそも、ホルモン自体は全身に作用するもので、こと成長ホルモンの主な役割は代謝活性化による組織の修復です。

組織というと筋肉だけではなく、皮膚、骨、内臓、血管など様々なものが対象になり全身的に作用しているため、筋肉にだけ作用するわけではないんです。

最近は、成長ホルモンに似たインスリン様成長因子」IGF-1という物質が、筋肉を太くするのに大きく関与するとされ注目されています。

これも、肝臓から分泌され全身に作用する物質ですが、筋トレ刺激により筋肉それ自体からも分泌されるんです。

筋肉自体から出るホルモンが最強

つまりIGF-1には、血液循環を通して全身にいき渡らせる作用(循環型ホルモン)と局所的に作用(局所型ホルモン)するふたつの働きがあるんです。

この作用と同じように、先に述べた男性ホルモンであるテストステロンも、精巣から分泌され全身に行きわたるホルモンだけではなく、筋肉自体からも分泌されることがわかっています。

このふたつのホルモン作用は、やはり全身循環型のホルモンよりも、刺激された筋肉自体から放出される局所型ホルモンの方が筋肉を太くする働きは強いようです。

成長ホルモンは、脳下垂体から分泌される全身循環型ホルモンのみになるため、本来の働きのことも考えてもあまり、筋肉を太くするホルモンとは強く主張できないんです。

まとめ

このように乳酸成長ホルモンも、以前は常識的に考えられてきた捉え方とは、ずいぶん変わってきているのがわかると思います。

しかし、両方とも筋トレが効果的に行えているかを計測する上で、血中に現れる判定目安になる物質なので、以前の説も間接的には関連性があり、完全に否定することはできません。

しかし、乳酸成長ホルモンもそれぞれ筋疲労、筋肉増強に直接的に関与する物質とは言えません。

プロ・アマレベルは問わず、アスリートなど専門的に筋トレをする方達は、しっかりした知識を持って効果的にトレーニングを行うべきでしょう。

我々一般人の健康維持レベルの筋トレでは、以前の説の細かい捉え方はトレーニング内容にあまり関係がないもしれませんが、実施するにあたりいくらか参考になればと思います。

上記のような細かい理屈も大事ですが、トレーニングは継続が一番大切です!

とにかく継続することに意識を向け、効果的なトレーニングをしていきたいですね。

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