女性に多い股関節痛①その痛みはホントに股関節から来てますか?

スポンサードリンク

股関節痛は神経痛のケースが多い

股関節痛は若年者から高齢者、年齢問わず特に女性に多く見られます。

長年股関節痛を患っていたり、色んな治療を試したけどなかなか治らない方の中には、股関節以外の治療で劇的によくなるケースがあります。

その中で多いのが腰の治療

では、なぜ腰の治療で良くなるのでしょうか?

そもそも股関節をはじめとする下半身は、腰から出る神経に支配されています。

股関節周辺には、よく耳にする坐骨神経など様々な神経通っています。

 

いわいる坐骨神経痛などの神経痛は、原因患部の神経が通っている(支配されている)部分に沿って現れる痛みです。

この坐骨神経も大元の出所は腰椎であり、この部分もしくは周辺に原因がある場合が多く見られます。

また、神経は電気の電線のように神経支配をされている部分までつながっているので、その途中に何か異常があればその地点、もしくはそこから離れた場所になんらかの痛みやシビレ、異常感覚として症状が現れます。

不思議なことにこの神経の症状は、異常がある原因患部に痛みを伴って出るケースもあるのですが、原因患部自体は無症状でも、離れた部分にだけ症状が出るケースも多々あります。

このようなケースが案外多く見られ、その部分が悪いのだと思ってしまいますが、実はそうでない場合が多いのです。

MRIでも神経の状態はわからない

これを見極めるにはやはり、専門的な診察が必要になります。

しかしこの診察もなかなか難しく、見極められないまま長年原因がわからず、苦しまれている方も多く見られます。

ではなぜ見極めが難しいのでしょうか?

診察には大きく分けて、画像所見(画像診断)理学所見(理学診断)分けられますが、レントゲンは骨しか映らず神経はまったく映りません。

MRIでは神経が骨や軟部組織に挟まれてたり、圧迫されているのはわかりますが、細かい神経の状態までは見極められないのです。

このような理由から画像診断が進歩した現在でも一番多く見られる腰痛の原因でさえ、特定できるのはたった20~25%と言われています。

この事実を考えると、やはりなるべく正確な理学診断(整形外科徒手検査法など、、、)を受けなければ、原因を特定しにくいということです。

しかし、この理学診断で行う整形外科徒手検査法などの診察は、あたりをつけるという程度で、完全なものではありません。

画像所見に頼れない経験上この理学診断に加え、より病態の根本原因を特定するために行ってきたのが試験的施術です。

これは問診や徒手検査をふくめ、理学診断であたりをつけたところで、試験的な施術を行い結果をみるというものです。

どこから来る痛みかの見極め

これを股関節に痛みがある患者さんの診察の例でお話しすると、おおまかに3つの可能性を考えて診察を行います。

①腰椎②仙腸関節③股関節 ※内臓疾患や明らかな画像所見があるケースは除く

この3つの原因部位の可能性を念頭に置きながら、ひとつひとつ診察を行い、総合的に可能性が高い原因部位に絞っていきます。

この時に重要なのが他覚症状(他覚所見)です。

整形外科徒手検査法などの理学的検査は自覚症状を見て判断するテストも多く、やはり人の感覚というものは曖昧で確実ではありません。

その点、他覚症状は客観的な症状のため確実性は上がります。

この他覚症状の一番のポイントは筋肉の状態や関節の状態。

特に関節の状態は数ミリの微妙な感触を見るのですが、これによりほとんどあたりつけられます。

このような診察を含め、原因部位と思われる箇所への筋肉、関節への試験的施術を行い結果を照合しながら施術を進めていきます。

長年この方法を用い多くの股関節痛も坐骨神経痛との鑑別をすることができています。

まとめ

若干専門的な話しにってしまいましたが、まとめると、、、

①股関節痛の多くは坐骨神経痛のことが多い

②画像所見を含めた一般的診察でわかる腰痛の原因は20~25%

③整形外科テストなどの理学的検査も確実ではない

④特に関節の状態の他覚症状がポイントになる

⑤総合的な診察であたりをつけ、試験的施術の結果をみるのが確実

以上の要領で股関節痛やその周囲の痛みに関して腰からか?股関節自体からか?を鑑別して効果的に施術結果を上げた経験は多くありました。

まずは、しっかりどこから来ている痛みかを見極められなけられば施術も進まず、いつまでたっても無駄な施術を受け続けるはめになります。

今回のお話しは股関節痛でお悩みの方にとって、ひとつの参考としてお読みいただければ幸いです。

次回は、真の股関節自体が悪い場合の施術や、効果を上げた根本施術についてお話ししたいと思います。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です