その健康情報ホントに正しい!?間違った情報に踊らされないための方法とは?

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健康番組への訂正勧告増えてます

昨今の健康ブームの影響から、テレビやネットで健康情報が氾濫しています。

しかし、これらの情報は全て一概に信用してもよいのでしょうか?

テレビ番組で放映される健康情報の中には、明らかに「これ大丈夫か?」と思われる内容も時折見られ、その分野の学会からクレームや訂正を求められる例も最近目立ちます。

専門家ならまだしも、我々一般人はどうすれば多くの健康情報から、正しいものを見極めれば良いのでしょうか?

その方法のひとつの基準となるものに、エビデンスというものがあります。

最近良く耳にするエビデンスとは科学的根拠のことで、医療や食品分野で言うなら研究や臨床試験で効果があることを示す証拠や検証結果が出ていることです。

このエビデンスも、ただエビデンがあるからと納得してしまうのは危険で、実はエビデンスの信頼性にもレベルがあるんです。

そこで、今回はこのエビデンスの階層(信頼性のレベル)を説明しつつ、数ある多くの情報に惑わせられないためにはどうすればよいかお話していきます。

エビデンスにも種類がある

エビデンスには大まかには4階層あり、図に示す通り最も信頼がおけるのが上からメタアナリシス、順にランダム化試験観察研究ときて一番信頼度が低いのが、個人の経験談や専門家の意見です。

この最下層の、専門家のエビデンスに基づかない意見というのは医療で言うと病院などで多くの患者さんの診療で得た経験のみなので、主観性が強くうまくいかなかった例など負の部分は見えにくく客観性に欠けます。

これ、結構テレビの健康番組や通販の宣伝で目にするパターンですが、貴重な情報には間違いはありません。

それはさておき、その上の階層を簡単に説明していきます。

・観察研究

食品に関する研究で、特定の食品を多く食べているグループとあまり食べないグループを集め、ある病気にかかる割合や死亡率を比べるというもの。しかし、普段の生活の中で他の食品を食べている割合や運動、睡眠時間などの健康に関わる他のデータを考慮していないため信頼度が落ちます。

・ランダム化比較試験

新薬などの評価によく使われますが、ある集団を無作為にくじ引きのように2グループに分け、片方には実際に成分を含む薬を処方し、もう一方のグループには見た目を似せて作った全く成分が入っていいない偽薬を投与し、その後の健康状態などを追跡調査により効果を見るというものです。

・メタアナリシス

先の2つの観察研究ランダム比較化試験を何個も集めて取りまとめたもの。つまり、研究対象の関係する10個や20個の多くの研究や論文の中から共通点などを洗い出し比較検討した研究結果の集約です。

エビデンスもほどほどが良い

最後のメタアナリシスは言わずと知れた現代の医療、食品などの関わるエビデンスの中では、文句なく最強というのはわかります。

これらエビデンスの種類はなんとなくつかめたと思いますが、これはあくまでも身体に与える客観的指標に過ぎません。

人間の健康はこのような数値的な理論だけで、推し量れるほど単純ではありません。

真の健康には人間的な本能や感情、社会性など色々要素が絡んでいます。

食べ物に関して言うなら、あまりエビデンスの理論的思考に縛られ、好きな食べ物を我慢し過ぎるとストレスになってしまったり、好きな食べものから得られる幸福ホルモンが出なくなってしまったり、、、

エビデンスベースの見方が大事

あまりエビデンスばかり追いかけるのは、かえって健康に悪影響をお及ぼしかねませんのでほどほどが良いでしょう。

しかし、テレビの健康番組は手軽に見やすく一般心理を突いたうまい作りになっているため、簡単に鵜呑みにしないようエビデンスベースの見方を念頭に視聴はしていくのは必要と思われます。

更に、今回お話した情報のエビデンスベースの見方を判断基準のひとつにし、プラスある程度の健康知識も身につけ、情報に振り回されないよう自分自身でしっかり考えて健康管理をしていけたらいいですね。

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